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10cm前後のマットレスから厚い一枚に替えると、体と床のあいだに余裕が生まれます。
極厚マットレスの中には、ただ分厚いだけでなく、柔らかい層と硬い層を重ねて体を支える作りのものもあります。
とはいえ、厚さも作りも商品ごとにさまざまで、いざ選ぶとなると迷ってしまうもの。
厚ければ何でもいいのか、柔らかすぎて沈み込まないか、重くて一人で動かせないのではないか。気になる点はいくつもあります。
そこで今回は、今の約10cmで朝に床の硬さを感じている方に向けて、極厚マットレスを選ぶ4つの基準と、その基準で選んだ一枚をご紹介します。
弱点や買う前の数字まで押さえて、納得できる厚い一枚を見つけましょう。
今の10cmで床が硬いなら、極厚マットレスはどれを選ぶ?
今の約10cmで朝に床の硬さを感じているなら、選ぶのは雲のやすらぎプレミアム マットレスIIです。
厚さ約18cm・5層構造のマットレスで、メーカーの説明では下の層ほど硬くなる並びです。選ぶ理由は、厚みの差と層の並びの2つにあります。
ひとつめは厚みの差です。今の約10cmから約18cmになり、寝る面が今より約8cm高くなります。厚みが増えたぶん、体の重みを受け止める余地も大きくなります。
ふたつめは層の並びです。公式サイトの比較表によると、いちばん下は硬質ウレタンの層です。
メーカーの説明では、体が沈み込んだぶんを下の硬い層で受け止める作りです。
薄いマットレスでは、体の重みでウレタンが沈みきると体が床に近づき、床の硬さが伝わりやすくなります。
起こり方は「床の硬さが伝わる「底付き感」の起こり方」で整理しています。
厚くすれば床の硬さがまったく伝わらなくなる、とまでは言えません。感じ方にも幅があります。
それでも、厚みと硬さの並びの両方で支えを足せる点は、今の不満にまっすぐ応える選び方です。
5層の並びとサイズごとの価格は、公式サイトの比較表で確かめられます。
極厚マットレスを選ぶときに見る4つの基準は?

極厚マットレスは、厚さの数字だけで選ぶと迷いやすい商品です。次の4つを見ると、候補を絞りやすくなります。
- 今のマットレスより何cm厚くなるか
- 1枚のウレタンか、役割の違う層を重ねたものか
- 上は柔らかく、下ほど硬い並びか
- 一人で動かせる重さか、床に置いて困らないか
今より何cm厚くなるか
「何cmから極厚」という決まった線はなく、商品によって呼び方の幅も広いのが実情です。数字は、今のマットレスとの差で見るほうが判断しやすくなります。
今が約10cmなら、約18cmのものに替えると約8cm厚くなります。フローリングに直置きしている場合は、寝る面が床からそのぶん高くなり、シーツもマチの深いものが要ります。
1枚のウレタンか、役割の違う層を重ねたものか
同じ厚さでも、1種類のウレタンを厚くしたものと、硬さの違う層を重ねたものでは、体の支え方が変わります。
1種類だけなら、表面の当たりの柔らかさと、下で支える硬さを同じ素材でまかなうことになります。
層を分けたものは、表面で体に沿う役割と、下で支える役割を別々の層に任せられます。
上は柔らかく、下ほど硬い並びか
層を重ねたマットレスでも、並び順は確かめておきたいところです。上が柔らかく下ほど硬い並びなら、表面で体に沿い、深いところで沈み込みを受け止める作りになります。
体重70kg台で「厚くても柔らかくて沈むのでは」と気になるなら、ここが見分けどころです。
どこまで沈むかは数値で示されていないことも多いため、いちばん下が硬い層かどうかを見ると判断しやすくなります。
一人で動かせる重さか、床に置いて困らないか
厚くなるほど、マットレスは重くなります。
フローリングに直置きするなら、ときどき壁に立てかけて床側を乾かすことになるため、一人で起こせる重さかを数字で確かめておきましょう。
あわせて、立てかけられる壁の空きがあるかも見ておくと、置いてから困りにくくなります。
極厚というマットレスの種類の良さは?
10cm前後の薄い一枚と比べると、極厚マットレスには厚みがあるからこそできることが3つあります。
厚みがあるから、層を分けて支えられる
薄い一枚では、重ねられる層の数にどうしても限りがあります。厚みがあれば、表面の当たりを受け持つ層と、下で体を支える層を別々に重ねられます。
柔らかさと支えのどちらかをあきらめずに済むのが、厚い一枚を選ぶいちばんの意味です。
床から離れ、沈み込みを途中で受け止めやすい
同じ体重でも、底までの距離が長いほど、下の層で沈み込みを受け止める余地が生まれます。
重みのかかりやすい腰やお尻のまわりで、床の硬さが伝わりにくくなることがあります。
ただし、厚さだけで床の硬さを感じなくなるとは言い切れません。厚みは、上は柔らかく下ほど硬いという並びと組み合わさって活きるものです。
敷布団を重ねず、一枚で寝床が整う
薄いマットレスに敷布団を足して厚みを補う方法もありますが、重ねると寝ている間にずれたり、毎回整える手間が増えたりします。
厚い一枚なら、フローリングに直接敷いてもそれだけで寝床になります。
一方で、厚いものならではの重さや湿気の扱いもあります。種類としての利点と弱点は「厚いマットレス全般の利点と弱点」にまとめています。
なぜ雲のやすらぎプレミアム マットレスIIなのか?

4つの基準をマットレスIIの作りに当てはめると、次のようになります。
| 基準 | マットレスIIの作り |
|---|---|
| 今との厚みの差 | 約18cm。今の約10cmより約8cm厚い |
| 層の組み方 | 役割の違う5層を重ねた構造 |
| 硬さの並び | 上ほど柔らかく、最下層がいちばん硬い(メーカーの説明) |
| 重さと置き場所 | シングル約13kg 通気性は比較表で◯ 全層を貫く通気孔(メーカーの説明) |
下ほど硬い5層で、上で沿い下で受ける
公式サイトの比較表によると、層は上から「マイティトップII ad eco」「低反発ウレタン」「高弾性ウレタン」「高反発ウレタン」「硬質ウレタン」の5つです。
メーカーの説明では、最下層をいちばん硬くし、上に行くほど柔らかくしています。表面近くの低反発層が体に沿い、下の硬い層が沈み込みを受ける並びです。
体格に応じて沈み込みを調整するグラデーション構造とされています。
各層の硬さや厚みの数値は、公式の比較表には載っていません。
数字で比べたい方には物足りない点ですが、層の順番ははっきり示されています。並びは「5層の並びを図で見る」で確かめられます。
腰まわりの3Dカットで、仰向けにも横向きにも
メーカーの説明では、腰まわりは2種類の高反発ウレタンと高弾性ウレタンの組み合わせです。
そのうえで、腰まわりに3Dカットを入れています。3Dカットとは、ウレタンをブロック状に切り分ける加工です。
仰向けと横向きでは、体が当たる場所も沈み方も変わります。
メーカーは仰向け・横向きの両方に対応する作りとしているので、寝ている間に向きが変わる方でも候補にしやすい一枚です。
表面の縫い目の幅と、上から下まで抜ける通気孔
メーカーの説明では、表面の縫い目(キルト)の幅を部位ごとに変えています。
腰は細かく、頭と脚は広く縫い、体圧を分散させる作りです。体圧分散とは、体の重みが一か所に集まらないよう広く受け止めることです。
同じくメーカーの説明では、上から下まですべての層を貫く通気孔もあります。公式の比較表でも、通気性の欄は◯です。
厚みがあるぶん空気の通り道は気になるところなので、直置きを考えている方は見ておきたい作りです。
ただ、通気孔だけで床側に湿気がたまらないとまでは言えません。
洗えるカバーと日本製、耐久性の欄は「JIS合格」
公式サイトの比較表では、カバーは洗濯でき、生産国は日本です。耐久性(JIS規格取得の有無)の欄は「JIS合格」と示されています。
床に近い寝床は、ほこりや汗が気になりやすい場所です。カバーを外して洗えるので、表面を清潔に保ちやすくなります。
買う前に確かめる数字は?
厚み・幅・重さ・価格は、どれも公式サイトの比較表に載っている数字です。今の寝室や手持ちのシーツと照らし合わせてみてください。
| 項目 | 数字 | 確かめること |
|---|---|---|
| 厚み | 約18cm(全サイズ共通) | 今より約8cm高くなる。シーツはマチの深いものを |
| 長さ | 約195cm(全サイズ共通) | 置く場所の奥行き |
| 幅 | シングル約97cm セミダブル約120cm ダブル約140cm クイーン約160cm | 寝室に置いたときの余白 |
| 重さ | シングル約13kg セミダブル約16kg ダブル約18.8kg クイーン約21kg | 一人で壁に立てかけられるか |
| 層 | 5層構造 | 裏返しは不可(比較表でリバーシブル×) |
| カバー | 洗濯できる | 洗っている間の替えのシーツ |
| 割引前の表示価格 | シングル59,800円 セミダブル69,790円 ダブル89,800円 | いまはキャンペーンで下がっていることがある。クイーンの価格は公式で |
4サイズの寸法をくわしく見たい方は、「4サイズの寸法をくわしく比べる」も参考にしてください。
シングルでも割引前の表示価格は6万円近くで、気軽に決められる金額ではありません。
いまはキャンペーンで下がっていることがあるので、サイズを決めたら今の価格を確かめてから判断しても遅くありません。
自分のサイズの今の価格と、キャンペーンの有無は公式サイトで確かめられます。
正直な弱点と、向かない人は?

マットレスIIには、厚い一枚ならではの弱点が4つあります。当てはまるものが多いなら、別の選び方のほうが暮らしに合います。
シングルでも約13kg。立てかける動線があるか
重さはシングルで約13kg、ダブルなら約18.8kgあります。片手で軽く持ち上げられる重さではありません。
直置きで床側を乾かすには、ときどき壁に立てかけることになります。一人で起こせるか、立てかける壁の前に物が置かれていないかを、買う前に見ておきましょう。
裏返しては使えない
公式サイトの比較表では、リバーシブルの欄が「×」です。5層の並びが上と下で違うため、表と裏をひっくり返して使う作りではありません。
向きを変えたいときは、頭側と足側を入れ替える方法があります。表裏を替えながら使い分けたい方には向きません。
毎日たたんでしまう使い方には向かない
マットレスIIは、厚さ約18cm・シングル約13kgの一枚ものです。毎朝たたんで押し入れにしまい、日中は部屋を広く使いたい方には合いにくい作りです。
たたまずに片づけたい場合は、「たたまずに立てて片づける方法」で置き方を紹介しています。
床に直置きなら、湿気の手入れがいる
通気孔があっても、フローリングとマットレスのあいだには湿気がたまりやすくなります。
直接敷くなら、ときどき立てかけて床側を乾かす、すのこを敷くといった手入れを前提に考えておきたいところです。
置き方の工夫は「直置きで湿気をためない置き方」にまとめています。
次のような方には、マットレスIIは向きにくい選び方です。
- 毎日たたんで押し入れにしまいたい方
- 体全体が深く沈み込むような柔らかさを求める方
- 約13kg以上のマットレスを動かせる場所や人手がない方
ふんわり包まれる柔らかさを最優先にする方に向きにくいのは、下ほど硬く、沈み込みを下で受ける作りだからです。
よくある質問
マットレスは何cmの厚さを選べばいい?
今の厚さで朝に床の硬さを感じているなら、それより厚く、下ほど硬い作りのものを選んでください。
一枚で使うマットレスは10cm前後がひとつの目安とされることが多いものの、体格や敷く場所によっては足りないと感じることがあります。
厚さの目安は「マットレスの厚さを何cmにするかの目安」で整理しています。
分厚いマットレスは、どれを選べばいい?
厚さの数字よりも、層の役割分担で選びます。上が柔らかく、下ほど硬い並びになっているかを見るのが近道です。
その条件に当てはまるのが、5層・約18cmの雲のやすらぎプレミアム マットレスIIです。
体重70kg台だと、沈みすぎない?
いちばん下が硬質ウレタンで、沈み込みを下の層で受ける作りです。ただし、公式に体重ごとの目安は示されておらず、沈み方の感じ方にも幅があります。
手入れは何をすればいい?
カバーは外して洗えます。本体は裏返して使う作りではありません。
洗い方や日々の扱いは「カバーの洗い方と日々の手入れ」にまとめています。
まとめ:今の10cmから替えるなら、層で支える約18cmを
今の約10cmで朝に床の硬さを感じているなら、下ほど硬い5層・約18cmのマットレスIIを選んでください。
選ぶときに見るのは、今との厚みの差、層の組み方、硬さの並び、重さと置き場所の4つです。
一人で約13kgを立てかけられ、毎日たたまない暮らしなら、弱点も受け入れやすいはずです。
サイズが決まったら、今の価格とキャンペーンの有無を公式サイトで確かめてから注文しましょう。
