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横向き寝に合うマットレスの選び方|肩・腰が沈みにくい厚みと硬さ

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夜中にふと目が覚めて、反対側へ寝返りを打つ。朝、目覚ましより先に、下にしていた肩の重さで目が覚める。横向きで丸くなって眠るのが落ち着くのに、朝の肩や腰まわりがどうもしっくりこない。

そんな朝が続いているなら、原因は寝姿勢ではなく、マットレスが横向き寝に合っていないのかもしれません。

この記事では、横向きで寝ることが多い人がマットレスを選ぶときに見るべき「厚み」と「硬さ」の条件を、失敗パターンと一緒に整理します。

目次

横向きで寝ると、肩と腰に体重が集まりやすい理由

仰向けで寝るとき、体重は背中からお尻、かかとまで、広い面で分散されます。ところが横向きになると、床に接する面積は一気に狭くなります。

体を支える場所は、主に肩と骨盤まわりの2か所。同じ体重が、より狭い場所に集中する寝姿勢なのです。

フローリングの上で横になってうたた寝をしたとき、肩や腰骨が当たって痛かった経験はないでしょうか。あれは横向き寝の体圧の偏りが、支えのない床でそのまま出た状態です。

マットレスの上でも、程度の差はあれ同じことが起きています。

もうひとつ、横向き特有の事情が「肩幅の段差」です。肩は体の中でも横に張り出した部分なので、横向きになると肩幅のぶんだけ体と寝面のあいだに段差が生まれます。

マットレスの表面がこの段差を受け止めて、肩を適度に沈ませてくれないと、肩に体重が乗り続けて、朝の肩の重だるさにつながりやすくなります。

この負担のかかり方は、体格によっても変わります。肩幅が広い人や、体重がしっかりある人ほど、段差と沈み込みの量が大きくなり、マットレスに求められる条件も厳しくなります。

同じ商品の口コミに「ちょうどいい硬さ」と「硬すぎた」が混ざっているのは、多くの場合この体格差が理由です。口コミの星の数より、書いた人の体格と寝姿勢が自分に近いかを見るほうが参考になります。

ここで注意したいのは、枕だけを変えても解決しにくいという点です。枕は頭と首の高さを調整する道具で、肩を受け止めるのは、あくまでマットレスの仕事。

土台が合っていないまま枕を替え続けて、遠回りをしてしまう人は少なくありません。

横向き寝に合うマットレスの3つの条件

では、横向き寝を受け止めるマットレスには何が必要なのか。条件は大きく3つに整理できます。

条件1:表面は柔らかく、肩を受け止める

肩幅の段差を吸収するには、表面にある程度の柔らかさが必要です。表面が硬いと肩が沈めず、肩の一点で体重を支えることになります。横向きで寝たとき「肩が押し返されている」と感じるなら、表面が硬すぎるサインです。

条件2:下の層は、しっかり支える

ただし、柔らかいだけでは腰から下が沈み込みすぎて、体が「く」の字に折れたような姿勢になります。表面で肩を受け止めつつ、その下の層は硬めでしっかり支える。

この「上は柔らかく、下はしっかり」の組み合わせが、横向き寝では特に効いてきます。

条件3:厚みで底つき感を防ぐ

横向きは体重が2点に集中するぶん、薄いマットレスだと肩や腰骨が底に届く「底つき感」が出やすい寝姿勢です。一般に、厚さ10cm前後を下回ると底つき感が出やすいと言われます。

体格がしっかりめの人ほど、厚みには余裕を持たせたいところです。厚みの目安の考え方は、マットレスの厚みは何cmがいいかを整理した記事でも詳しく扱っています。

お店やショールームで試すときは、次の点をチェックしてみてください。

  • ✅ 横向きで3分以上寝てみて、肩が押し返される感じがないか
  • ✅ 横向きのとき、腰が落ち込んで体が「く」の字になっていないか
  • ✅ 肩や腰骨の下に、床の硬さを感じないか(底つき感)
  • ✅ 寝返りを打ったとき、体が沈んで動きにくくないか
  • ✅ 仰向けに戻っても違和感がないか(一晩中横向きの人はいないため)

店頭で試せず、ネットで買う場合は、商品ページの「層構成の図」を確認しましょう。何層構造か、上と下でどう硬さが変わるか、厚みにどれだけ余裕があるか。

この3点が書かれていない商品は、横向き寝の観点では判断材料が足りません。逆に、断面の図解をきちんと出している商品なら、上の3条件と照らし合わせながら選べます。

柔らかすぎ・硬すぎ・薄すぎ、それぞれ何が起きるか

横向き寝のマットレス選びで多い失敗は、はっきり3パターンに分かれます。自分の今のマットレスがどれに近いか、照らし合わせてみてください。

タイプ横向きで寝ると起きることこういう人は要注意
柔らかすぎる肩だけでなく腰まで沈み、体が「く」の字に。寝返りのたびに力が要る体重がしっかりある人・腰が落ち込む感覚がある人
硬すぎる肩が沈めず、肩と腰骨の2点に体重が集中。朝、下にしていた側が重だるい細身の人・肩幅が広い人
薄すぎる肩や腰骨が底に届き、床の硬さを感じる(底つき感)。何度も寝返りを打ちたくなる体格が大きめの人・床に直置きしている人

正直に書くと、「横向き寝には柔らかめが良い」とだけ言われることが多いのですが、これは半分しか合っていません。柔らかい素材が1枚だけの構造だと、肩と一緒に腰まで沈んでしまうからです。

特に体格がしっかりめの人ほど、この失敗が起きやすくなります。柔らかさは表面だけに必要で、その下には支える硬さが要る。この2つを1枚で両立できるかが、横向き寝のマットレス選びの分かれ目です。

もうひとつ見落としやすいのが、長年使ってきた1枚の「へたり」です。買ったときは合っていたのに、体重がかかる腰のあたりから先にへこんでいき、気づかないうちに「柔らかすぎ」と同じ状態になっていることがあります。

5年以上使っているなら、シーツを外して、真ん中がへこんでいないか一度確かめてみてください。今のマットレスの状態を知ることが、次の一枚選びの出発点になります。

層で解決するという考え方|雲のやすらぎプレミアム マットレスIIの場合

「表面は柔らかく、下はしっかり」を1枚で両立させる方法が、硬さの違う素材を重ねた多層構造です。その代表例として、当研究所が注目しているのが雲のやすらぎプレミアム マットレスII(新型)です。

マットレスIIは5層のウレタン構造で、最下層が最も硬く、上の層ほど柔らかくなるよう設計されています。表面側には低反発ウレタンの層があり、横向きになったときの肩の段差を受け止めて包み込む。一方で下の層は硬めに支えるので、腰から沈み込みにくい。まさに前の章で整理した条件を、層の重ね方で満たしにいく構造です。

さらに腰まわりは、2種類の高反発と高弾性ウレタンを掛け合わせた3Dカット構造になっていて、頭・腰・脚でブロックの幅を変えることで、仰向けと横向きの両方に対応するよう作られています。一晩のあいだに寝姿勢は何度も変わるので、「横向き専用」ではなく両対応であることは、実際の眠りでは大きな意味を持ちます。表面の縫い目の幅も部位ごとに変えられていて、体圧を分散させる作りです。

たとえば、体格がしっかりめで横向きに眠ることが多い人。これまでは薄めの1枚で、肩と腰骨に床の気配を感じながら寝ていたとします。層で支えるタイプの厚いマットレスに替えると、肩は表面の柔らかい層に受け止められ、腰は下の硬い層で支えられる。同じ横向きでも、体重の逃げ場がまるで違ってきます。

一方で、正直な注意点もあります。5層を重ねた厚みのあるマットレスは、そのぶん重く、立てかけたり干したりするのに力が要ります。収納して部屋を広く使いたい人には向きません。

また、価格も薄手のマットレスと比べれば安い買い物ではありません。厚みと支えを取るか、扱いやすさを取るか。ここは生活スタイルとの相談になります。

厚み・サイズ・価格の詳細は変動があるため、最新の情報は公式サイトで確認してください。構造の説明や各層の役割も、図解つきで掲載されています。

雲のやすらぎプレミアム マットレスII 公式サイトで5層構造を見てみる

横向き寝のマットレス選びでよくある質問

Q1. 横向き寝には、柔らかめと硬めのどちらが合いますか?

どちらか一方では選ばないのがおすすめです。表面は肩を受け止める柔らかさ、下の層は腰を支える硬さ、と役割が分かれるためです。1枚の硬さで選ぶより、「表面と下層で硬さが変わる構造かどうか」を見るほうが失敗しにくくなります。

Q2. 厚さはどのくらいあれば足りますか?

一般に、1枚で使うなら10cm前後を下回ると底つき感が出やすいと言われます。横向きは体重が肩と腰に集中するので、仰向け中心の人より厚みに余裕を持たせたい寝姿勢です。体格がしっかりめの人は、さらに余裕を見ておくと安心です。

Q3. マットレスを替えるなら、枕はそのままで大丈夫ですか?

マットレスを替えると肩の沈み方が変わるため、合う枕の高さも変わることがあります。順番としては、土台のマットレスを先に整えて、その沈み方に合わせて枕の高さを調整するのがスムーズです。

Q4. 体格が大きい場合、気をつけることはありますか?

沈み込む量が大きくなるぶん、「下層の硬さ」と「厚み」の2つがより重要になります。柔らかめ1枚構造は腰が落ちやすいので避けたいところです。下層ほど硬い多層構造なら、

体格による沈み込みを下の層で受け止められます。体格別の選び方は極厚マットレスの選び方の記事も参考にしてください。

まとめ|肩を受け止めて、腰は支える一枚を

横向き寝のマットレス選びは、「柔らかいか硬いか」の二択ではなく、「表面は柔らかく、下はしっかり、そして厚みで底つきを防ぐ」の3条件で考えると、ぐっと選びやすくなります。

横向きで丸くなって眠って、朝、下にしていた肩の重さを思い出しもしなかった。そんな朝は、体に合った一枚の上でこそ増えていきます。今のマットレスに3条件が欠けていると感じたら、層の構造から見直してみてください。

雲のやすらぎプレミアム マットレスIIの寝心地や構造をさらに詳しく知りたい方は、徹底レビュー記事もあわせてどうぞ。

雲のやすらぎプレミアム マットレスII 公式

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